- 2016-7-18
- 診療メニュー
歯周病ケアで、口臭と歯周病の予防を
歯を失う原因として1番多い歯周病。毎日のブラッシングと定期検診できちんと予防しましょう。
歯を失う1番の原因は歯周病
日本人が歯を失う原因として1番多いのは歯周病です。歯周病は歯茎が痩せ(下がり)歯が抜け落ちる病気です。成人の8割が歯周病になっていると言われており、地域によっては役所から歯周病の検診を受けることをハガキや封書で送り、対策を行っている地域もあります。以前は治らない病気、歯槽膿漏と呼ばれていましたが、歯周病は予防できる病気です。歯周病は痛みがないので自分が歯周病になっていることに気付かないことが多く、気が付いたら歯周病が進行していたというケースが多くあります。歯周病は生活習慣病なので『完治』というものがありません。そのため日々のブラッシングと定期検診時のクリーニングで予防を行うのが効果的です。
歯周病治療の基本は歯磨きです
歯周病は生活習慣病なので完治することはありませんが、予防することはできます。予防には日々のブラッシングで菌の増殖を抑えること、定期検診でのクリーニングで磨き残しをキレイに落とすことが重要です。言い換えれば歯磨きと定期検診で予防できるということです。歯磨きはつい自己流になってしまいがちですが、歯科衛生士からブラッシング指導を受けることで、自己流ではなく正しい磨き方を覚えることができるようなります。歯科に従事している者でも毎回20%の磨き残しが出来てしまいます。その磨き残しを衛生士がクリーニングでキレイにします。歯周病は歯と歯茎の間の掃除が重要になるので、日々の歯磨きで意識して磨くことをお勧めします。
毎日の歯磨きと定期検診で再発防止
お口の中の状況は一人ひとり違います。小さな虫歯だけの方もいれば、歯茎が下がって歯が抜け落ちてしまいそうな方、3ヶ月ごとに歯石を除去しに来る方など様々です。どの治療内容ついても『1つしか方法はありません』ということはなく、お口の中の状況に合わせて、治療方法をいくつかご提案させて頂きます。その中から治療方法をお選びください。何の説明もなく医師が勝手に決めた治療を進めていくことはしません。毎回きちんと治療内容をご説明し、患者さんの了解が取れてから治療を行います。