- 2022-3-21
- 歯のコラム
赤ワイン?タバコ?
大人になって覚えるもの、それはお酒とタバコですよね。
どちらか一方の方も、両方を好まれる方もいると思います。
私はタバコは吸いませんが、大のワイン好きで赤ワインも週に3〜4回は飲みます。
しかもコーヒーも毎日飲みます。
でも気になるのが「歯への色素沈着」です。今回は「歯への色素沈着→ステイン沈着」についてお話していきますね。
あなたの歯は真っ白ですか?
笑ったときに、あなたは口に手を当てず自信を持って笑えますか?
タバコを吸われる方は歯に「ヤニ」がついていませんか?
赤ワインを飲まれる方も歯に黒い「シブ」のような色素がついていませんか?
20代よりも30代、そして年を重ねていく毎に、この色素も重ねられ色濃くなっていきます。
それを取りたいがために、硬い歯ブラシでゴリゴリと磨くと歯の表面に歯ブラシの傷が出来て、その傷にも色素は沈着される訳ですね。
仕事中のタバコ、コーヒー、仕事帰りの赤ワイン。特に働き盛りの男性の口元に多く見受けられます。
あなたご自身、あなたのご主人、あなたのお父様、いかがですか?
さわやかな笑顔でいること
鏡を見てきっと「う〜ん」となる方もいますよね。
「中年」という表現を好まれない方もいますので「ナイスミドル」な条件とは何でしょう?
本当に申し訳ないですが私の個人的な意見を言えば、男女問わず対面したときに自分の職業柄、相手の歯に目がいってしまいます。
特に中年の方々(私も十分に中年世代なのですが)の口元がきれいだと話していても心地よく、きちんとされているのだな、と好感を持ちます。
女性であれば、エステや美容整形にお金をかけるより口元が美しいことは何よりの「美」だと思います。子供のときは歯が真っ白なもの、年を取れば黄ばんだりヤニなどで汚れてくるもの、そんな日本人の普通の感覚を改善し、いくつになってもさわやかな笑顔でいたいものです。
白い歯を手に入れる
これらの色素沈着は自分で取れるものではありません。
薬局などでよく「消しゴム」のようなヤスリが売られています。
これは自分で歯の表面をヤスリでこすり、ただ単に歯の表面を削り傷を増やし色素沈着の促進になってしまいます。
歯医者さんで1ヶ月毎でも定期的なクリーニングをするだけで、この沈着も取り除いてもらうことが出来、白い歯がよみがえります。
これだけで十分に「ナイスミドル」へと変身ですよね。
「歯」の印象は思いのほか大きいのです。
ご自分の歯を大切にするために、さわやかで美しい口元でいるために、もっともっと鏡で歯を見る時間を是非増やしてみてください。
(この記事の監修:中目黒リバーサイドデンタルクリニック 院長 / 野田 潤一郎先生)